【自前着物を着るなら】誰でも簡単!腰上げの方法 / 七五三前撮りならフォトコザカ
2025.07.20
七五三の3歳さん・5歳さんのお着物を準備する際、必ず必要になるのが「腰上げ」。
今回は「家にある着物を子供に着せてあげたい…」というご家族様に向けて、腰上げの方法を解説していきます!
【 腰上げとは? 】
着物の着丈をお子様の身長に合わせて縫い上げるのが「腰上げ」。「裾上げ」と呼ばれることもあります。
大人の着物と同じで、お子様の着物も実際に着るよりも長く仕立てられています。
大人の方や7歳さんはこの着丈を紐で縛って調整するのですが、3・5歳さんは縫うことで着丈を合わせます。
【 腰上げのやり方 】
それではさっそく、腰上げの方法をご説明します!
腰上げ後にはこのような形になります。
着物が折り込まれているのが分かりますね。
この折ってある部分を縫い上げていきます!
① 採寸
まずはお子さまのを着丈を測ります。
着丈とは、うなじの骨〜くるぶしの丈のこと。
下図のように採寸を行なってください。
②着丈に合わせてまち針で仮止め
採寸が済んだら、着物の着丈がお子様の着丈に合うようにおへそ周りをぐるっと一周折ります。
着物を折れたら、縫いやすいようにまち針を刺していきます。
③ 縫っていきます
印が付いたらいよいよ縫っていきます。
縫った部分は被布や袴で隠れるため、見た目を気にせずにザクザク縫っても大丈夫です。
「綺麗に縫いたい!」という方は、着物を着た際に外から見える部分は縫い目を小さくしてみましょう。
そうすると、完成後はこのようにほとんど糸が見えなくなります。
この要領でチクチク縫い進めましょう!
【 point!】
糸の色は着物と似た色を選ぶと縫い跡が目立ちにくいです。
④ 最終確認
着物と長襦袢をどちらも縫い終わったら、着丈が合っているか採寸します。
お子様に羽織ってもらうだけでもOK!
【 point!】
長襦袢の上に着物を重ねて、長襦袢が見えないか確認しましょう。
意外と簡単!
ちなみに当店でお着物をレンタルされる場合は、腰上げ・肩上げは美容スタッフが行っております。
いかがでしたか?
「着物を縫う」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、やってみるとスイスイ縫えると思います!
この腰上げと一緒に着物の裄(腕幅)を調節する「肩上げ」という準備も必要です。
肩上げの採寸や方法はこちらをご覧ください^^
ご自前の着物をお持ち込みの際はおうちで肩上げ・腰上げをしていただくことになりますので、ご不明な点があれば当店スタッフにお声掛けください♪
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